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【実証実験】洲本城跡における害獣忌避装置の設置について

【実証実験】洲本城跡における害獣忌避装置の設置について

 

概要

 現在、洲本城跡において、超音波による害獣忌避装置の実証実験を実施しております。

 そのため、実証実験区域とその周辺では、人によって時折モスキート音が聞こえる場合があります。​

 

設置の背景

 洲本城跡は、NHK「日本最強の城」や歴史街道(2024年1月号)で採りあげられるなどして近年露出が増加しており、城内において046cafeが開店したことで、多くの観光客が訪れる場所になっています。

 しかし、近年は主に夜間に鹿が頻繁に出没するようになり、城内の芝生等の草を食べ、糞をまき散らすなどの獣害が著しくに表面化するようになりました。

 更に、人が視認できる距離にいても出没するなど人に慣れ始めていることが確認されています。折しも、令和6年10月に京都府において鹿による死亡事故が起こり、奈良公園でも鹿による負傷事故が相次いでいることから、何らかの対策が必要になっています。

 そこで、城内での人との遭遇を減少させることを企図して超音波による害獣忌避装置を設置しました。

 また、これに合わせて、令和7年3月20日から夜間のライトアップを実施し、洲本市の弱点でもある夜間コンテンツの造成を実施しております。

 

今後について

 今回の実証実験では、上記したように「城内での人との遭遇を減少させることを企図」しておりますが、有効性が証明された後は常設設置を予定しております。

 これによって、人間と野生生物が生活圏を分けて共生できるようになり、互いにメリットを享受することで、持続可能な観光の構築を目指します。

 

害獣忌避装置について

 40,000Hz程度の範囲内において周波数帯を変化させながら、複数のパターンと最大110dbの音圧で超音波を放出します。
 なお、⼈間の可聴帯域は20Hz〜23kHz程度で、年齢と共に周波数の高い音は聞きにくくなります。若い⽅や⽿が良い⽅はモスキート⾳のような⾳が聞こえる場合がありますが、健康上には全く問題ございません。​

 

 機器名称:“Evasi AW”(エバジーオールウェザー)

 メーカー:イーマキーナ株式会社

 

実証実験区域図(本丸横)

実証実験区域図

 

設置写真

設置写真

 

 

 

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