【令和2年11月号】~トラブル急増 模倣サイト編~
格安をうたうブランド品や家具等の模倣サイトにご注意
【事例1】注文した後に模倣サイトだと気づいた
ネット通販で、通常価格29万円のブランドのバッグが格安だったので注文した。しかし、あまりにも安すぎると思い、24時間以内ならキャンセル可能とのことだったので、電話をかけたが、繋がらなかった。仕方なくネットに記載のあるアドレスにメールを送信したが、送信できなかった。不審に思い、ネットで当サイトを検索してみると公式サイトが出てきた。公式サイトに記載がある番号に電話をかけてみると正規事業者であった。経緯を話し、注文状況を聞いたところ、注文履歴はないと言われ、自分が注文したのは模倣サイトであったことに気づいた。
【事例2】注文したものと違うものが届いた
ネットを閲覧していると、家具メーカーのサイトを見つけた。家具やインテリアが70%OFFと格安だったので、パソコンデスクなど3点を注文し、代金17,000円をクレジットカードで決済した。注文後、受注メールが届いたが、英文で書かれており不審に思い、サイトを検索したところ、詐欺との書き込みがあった。カード会社に連絡し、事情を説明しカード番号の変更をした。その後、国際郵便物の荷物が届き、注文した商品とは異なるものが送られてきた。
ひとこと助言
模倣サイトによるトラブルの場合、いったん事業者と連絡が取れなくなってしまうと返金などの被害回復が困難になります。したがって、購入・決済の前に模倣サイトだと気づくことが重要です。被害を未然に防ぐために注意すべき点を挙げました。
「購入する」をポチっとする前に注意して!!
※困ったときは悩まず、洲本消費生活センターにご相談ください。
(消費者ホットライン188 直通電話 22-2580)