野生イノシシへの経口ワクチン散布について
野生イノシシへの経口ワクチン散布について
淡路島内の養豚場における豚熱発生を防ぐために、兵庫県野生イノシシCSF対策協議会(兵庫県畜産課)による、野生イノシシへの経口ワクチン散布が実施されます。
豚熱について
豚熱(CSF)は、豚とイノシシが感染する家畜伝染病で、本県においても令和3年3月から令和6年3月27日までに、野生イノシシで191例の陽性が確認されています。感染した野生イノシシが養豚場にウイルスを持ち込む危険性があることから、洲本市を含む地域において、野生イノシシに対する経口ワクチンの散布が実施されます。
なお、豚熱は豚やイノシシの病気であって、人に感染することはありません。仮に豚熱にかかった豚等の肉や内臓を食べても、人体に影響はありません。
経口ワクチン野外散布の概要
散布地域
洲本市中川原町、安乎町、上内膳、下内膳、奥畑、五色地域全域
実施内容
ワクチン散布(1~2日間)
ワクチンは他の動物が食べにくいように土中に埋めます。
ワクチン回収(1~2日間)
イノシシが食べ残したワクチンは摂食率調査などのために回収します。
実施時期
令和6年5~7月 令和7年2~3月
実施体制
県から兵庫県猟友会に業務委託し、猟友会と株式会社野生鳥獣対策連携センターが協力して散布を実施しています。
経口ワクチンについて
- ワクチンは、国の食品安全委員会で安全と評価された成分からできています。
- ワクチンを摂取したイノシシの肉を食べても人の健康に影響はありません。
- 人やペットが誤ってワクチンを摂取しても健康上問題はありません。
皆さんへのお願い
- ワクチンを発見した場合は、触らないでください。
- 本県では、野生イノシシ の豚熱 感染が確認されているため、山林から下山の際は、靴底等に付着した土を洗い 流すなど、感染の拡大防止に御協力をお願いします。
問い合せ先
兵庫県野生イノシシCSF対策協議会(兵庫県農政環境部農林水産局畜産課)
Tel:078-362-3457
Fax:078-341-8123
資料等
住民の皆様へ(兵庫県野生イノシシCSF対策協議会) [PDFファイル/504KB]