産業振興部に属する防災対策事業(ため池)
ため池の防災対策
近年、局地的な大雨や大規模な地震の発生などにより、ため池の被害が各地で発生しています。
洲本市には多くのため池があり、様々な防災対策を行っています。
そして、多くのため池の中から、 防災上特に必要なため池は「防災重点ため池」に指定しています。
ここでは、防災重点ため池に対して行っている防災対策を紹介します。
1.点検
ため池の状態を定期的に点検しています。(5年に1回)
また、老朽化がひどいため池はため池サポートセンターに依頼し、年1回点検しています。
2.災害の未然防止
農家の皆さんにも協力していただき、点検を行ってもらうため、「ため池管理マニュアル」の配布、講習会を開催しています。
大雨の際にため池の水を事前に放流することにより、下流域へ流れる洪水の時間をずらし被害を軽減するように、農家の皆さんに協力お願いしています。
(1)ため池マップの作製
「防災重点ため池」がどこにあるか、マップを作成しました。画像をクリック→
(2)ハザードマップの作製
特に重要なため池に対して、避難対策のために作成しています。画像をクリック→
(3)浸水想定図の作成
重要なため池に対して、避難対策のために作成しています。画像をクリック→
3.防災工事
堤体が著しく侵食または、漏水などにより危険な状態である場合は、ため池の利用者(農家の皆さん)と話し合い、ため池改修工事を行います。
改修工事は工事規模、工事方法により様々な補助制度があります。