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議長メッセージ(令和5年12月20日)

 こんにちは議長の笹田です。

 それでは、12月19日に閉会しました、12月定例市議会について報告します。

 今期定例会は、去る12月1日に招集され、19日間の会期でした。市長より、専決処分の報告が1件、補正予算が11件、条例の制定や一部改正、人事案件、その他の議案が14件のあわせて26件が提出されました。

 主な内容としては、物価高騰に直面し、厳しい状況にある低所得世帯への生活・暮らしの支援として、住民税非課税世帯などを対象に1世帯当たり7万円の給付金を支給するための補正予算や個別外部監査契約に基づく監査に関する条例制定などで、いずれもが市政の当面する重要な案件であり、慎重に審議し、可決しました。

 次に、9月定例会で設置しました百条委員会では、「温泉利用券に係る虚偽の公文書を作成した疑惑」、「お節料理の管理」、「旧アンテナショップでの在庫管理」、「商品券を使用して購入したパソコン、プリンター」の4項目について、元市職員が関与した不適切な事務処理を調査していくことが決定しました。現在、各調査事項に関係のある証人を呼び、尋問が行われています。
 その中で、第三者調査委員会の最終報告書にもあるとおり、内部統制に問題があり、ガバナンスが効いていなかったことも確認できました。
 引き続き、各証人から証言をいただき、不適切な事務処理に至った背景や原因を明らかにすることで、2度とこのような不祥事が起こらないよう再発防止に向けた調査を行ってまいります。

 最後になりますが、今後も、市民の思いを市政に反映していくという地方議会の原点を意識し、多様化する市民ニーズにきめ細やかに応えていくことが重要であると考えます。そのため、二元代表制の一翼を担う議会として不断の改革を実践し、さらに市民の皆さまがより身近に感じ、期待される洲本市議会となるよう引き続き全力で取り組んでいきます。