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生活習慣によって引き起こされる腎臓の病気

腎臓は小さな臓器ですが、生きていく上で欠かせない大変重要な働きをしています。

慢性腎臓病(CKD)・糖尿病性腎臓病(DKD)をご存じですか?

◎高血圧症や糖尿病などのさまざまな要因によって、腎臓の働きが慢性的に低下する状態を言います。

◎慢性腎臓病(CKD)や糖尿病性腎臓病(DKD)の初期にはほとんど自覚症状はありません。そのまま放っておくと、心筋梗塞や心不全および脳卒中を起こす危険が高くなるだけでなく、人工透析や腎移植なしでは生命を維持できなくなってしまいます。また、腎臓は一度悪くなってしまうと、自然にもとに戻ることはありません

◎洲本市でも毎年10人前後の方が新たに透析を開始しており、心血管疾患をはじめとする生活習慣病による死亡は全死因の5割以上を占めています。

(図)CKD・DKD重症化の流れ

こんな人は要注意

◎高血圧症、糖尿病、脂質異常症、高尿酸血症などの生活習慣病がある人
メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)の人

【そのほか】
◎高齢者
◎慢性腎臓病(CKD)や糖尿病性腎臓病(DKD)の家族歴のある人
◎過去の検診でたんぱく尿が見つかった人
◎腎機能異常(eGFRの低下、血清クレアチニンの上昇)の人
◎薬剤(非ステロイド系消炎鎮痛剤)を常用している人

腎臓の働きを調べる

腎臓の働きは、腎臓が老廃物を尿へ排出する能力を示すeGFR(推算糸球体ろ過量)を見ます。eGFRが低いほど腎臓の働きが悪いということになります。

腎臓を守るために

年に1回は健診を受けながら、生活習慣病を予防しましょう
◎食生活の改善と運動で肥満を予防しましょう
◎血圧が高めの方は、血圧の管理をしましょう
◎治療中の方は、主治医の指導を守り、よいコントロールを目指しましょう
◎適切に水分を補給しましょう

洲本市の特定健診では、腎臓の働きを示すeGFRの値を調べています。eGFRの値によっては精密検査の依頼書をお送りしています。届いた方は必ず近くの医療機関もしくはかかりつけ医までご相談ください。

「健康で」「安心して」「いきいきと」
住み慣れた地域で自分らしく生活できるために、健康な身体はその土台となるものです。

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