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医療機関における適正受診のお願い

 医療費の増加は、保険税の引き上げを招きます
 わたしたちが、医療費の一部を支払うだけでお医者さんにかかれるのは、みなさんが納付している国民健康保険税などがその他の部分を補っているからです。
 医療費は年々増える傾向にあり、このまま増え続けると国民健康保険制度を維持するために国民健康保険税が引き上げられることとなります。

医療費が増えていると考えられる原因

  • 高齢者人口の増加
    高齢社会の急速な進行によって、医療機関にかかる機会の多い高齢者の割合が増えています。
  • 医療技術や薬の進歩
    医療技術の進歩に伴って新しい医療機器や新薬などの導入で費用がかかり、治療費に反映されていることも原因の一つと考えられています。
  • 生活習慣病の増加
    生活習慣が主な原因として起こる慢性疾患は、治療に長い時間がかかることが多く、医療費がかさみます。

医療機関における適正受診のお願い

 必要な人が安心して医療を受けられるように、医療機関における適正な受診についてご理解とご協力をお願いします。

  1. 休日や夜間の受診は避けましょう。
    休日や夜間に、救急医療機関を受診しようとする際には、平日の時間内に受診することができないか、もう一度考えてみましょう。
  2. かかりつけ医を持ちましょう。
    かかりつけの医師を持ち、気になることがあったら、まずは相談しましょう。
  3. 重複受診はやめましょう。
    同じ病気で複数の医療機関を並行して受診することは、控えましょう。
  4. 薬のもらいすぎに注意しましょう。
    薬は用量・用法を守って服用しましょう。
    また、薬が余っているときは医師・薬剤師に相談しましょう。
  5. ポリファーマシーを防ぐために。
    「ポリファーマシー」とは多くの薬を飲んでいる事により引き起こされる有害事象のことをいいます。
    ポリファーマシーを防ぐには、薬を処方する医師、調剤をおこなう薬剤師をはじめとした医療に関わるそれぞれの専門家と情報を共有することが重要です。薬の情報を1冊のお薬手帳にまとめ、かかりつけ薬局を利用するなどして、服用する薬について積極的な情報共有をしましょう。
  6. 後発医薬品を利用しましょう。
    後発医薬品(ジェネリック医薬品)は先発医薬品と同等の効果・効能を持ち、価格が安く設定されています。
    利用については医療機関や薬局窓口で医師・薬剤師に相談しましょう。