自動運転バスの実証運行について
自動運転バスの実証運行について
事業概要
洲本市では、地域住民の通勤・通学・通院・買い物など生活インフラとなっている既存路線の維持活性化を図るとともに市街地の回遊性を高め、関係・交流人口の拡大にもつながる観光需要の取り込みを企図し、自動運転バスの実証運行を行います。
自動運転バスが走行するルートは「昼」と「夜」の2ルートあり、昼は主に由良線のルートを、夜は「すもとシャトル」に続き温泉街と市街地を結ぶルートをそれぞれ走行します。
本事業のねらいと背景
洲本市は、淡路島の中央部として栄えてきた一方、近年は人口減少が進行し9月末人口は40,366人となっています。同時に少子高齢化も進行しており、住民生活の基盤としての公共交通をどのように維持・発展させていくのか、という点に課題を抱えています。
そのような中、地域で飲食業や宿泊業をはじめ様々な事業を営む皆様の不断の努力とコロナ禍以降の淡路島の露出増加によって、多くの観光客が洲本市へ訪れています。特に宿泊者数は年間60万人を超え、安定的に推移しており、ここに多くの潜在的な需要が存在しています。
この需要を捉えて持続可能な観光地として発展してくため、令和7年10月に市内の交通事業者4社(淡路交通株式会社様、洲本観光タクシーグループ様、洲本タクシー様、清水タクシー様)とNTT DATA様、MaaS Tech Japan様、そして洲本温泉様と連携して「すもとシャトル」事業を実施したところです。
今回、更に一歩踏み込み、昼は由良地区と市街地を結ぶルートを、夜は温泉街と市街地を結ぶルートを自動運転バスを走行させ、持続可能な観光地構築のための実証を行います。
将来的には、温泉街で宿泊されるお客様が夜間にバスやタクシーを用いることで、移動手段を気にすることなく市街地へ食事等のために訪れ、市街地一帯の観光消費額が向上しすることで、地域全体として観光業による経済の好循環が生まれること、そしてそこから得た利益を地域に還元して公共交通機関の維持発展に繋がることを期待して実施するものです。
走行日時
2025年11月14日から12月14日までの金曜日、土曜日、日曜日、祝日(16日間を予定)
※詳細なダイヤは下部の資料をご確認ください。
乗車定員
11名
今回の実証では、着座のみとし、立席はありません。
走行場所(昼ルート 1日4便)
洲本バスセンター発 由良中学校前行
⑴洲本BC(バスセンター)
⑵公園前
⑶菰江
⑷住吉前
⑸土生川
⑹天川
⑺日の出
⑻由良
⑼由良支所前
⑽由良中学校前
由良中学校前発 洲本バスセンター行
⑴由良中学校前
⑵由良支所前
⑶由良
⑷日の出
⑸天川
⑹土生川
⑺住吉前
⑻菰江
⑼公園前
⑽洲本BC(バスセンター)
走行場所(夜ルート 1日4便)
洲本温泉街発 繁華街(洲本市役所)行
⑴海のホテル 島花
⑵淡路インターナショナルホテルザ・サンプラザ
⑶ホテルニューアワジ別亭 淡路夢泉景
⑷ホテルニューアワジ
⑸夢海游 淡路島
⑹海月館
⑺洲本市役所前
繁華街(洲本市役所)発 洲本温泉街行
⑴洲本市役所前
⑵海月館
⑶夢海游 淡路島
⑷ホテルニューアワジ
⑸ホテルニューアワジ別亭 淡路夢泉景
⑹淡路インターナショナルホテルザ・サンプラザ
⑺海のホテル 島花
事業協力
運行事業者:淡路交通株式会社
車両・システム:先進モビリティ株式会社(日野自動車株式会社のポンチョを自動運転バスに改造)
事業検証:株式会社建設技術研究所






