緊急事態宣言（４度目）の発令を受けての市長メッセージ

緊急事態宣言（４度目）の発令を受けての市長メッセージ

兵庫県に緊急事態宣言が発出されました。第５波の猛威により８月１８日に１日の新規感染者数が過去最多の１，０８８人となり、病床使用率が６０％を超えるとともに重症病床使用率も急増するなど、まさに緊急事態となっています。

また、医療提供体制がひっ迫する中で、入院したくてもできない入院調整者数も６００人を超えており、このままでは、救えるはずの命が救えないといった深刻な状況となってしまいます。

感染拡大をここで食い止め、今一番必要な医療提供体制を確保するため、若い世代の方々をはじめ、一人ひとりが今一度気を引き締めていただき、感染防止対策として次の取組をお願いいたします。

１　人流削減対策の徹底

　　・日中も含め不要不急の外出・移動を自粛し、特に混雑した場所等への外出を半減してください。

　　・時短要請時間外の営業や酒類・カラオケ設備を提供する飲食店等や感染対策（アクリル板の設置又は座席間隔１ｍ以上の確保など）が徹底されていない飲食店等の利用はやめてください。

　　・飲食店において、マスクを着用していない方の入店を禁止してください。飲食以外の会話時に、店側が着用を促しても応じてもらえない場合には退店を依頼してください。

　　・友人等との会食や宅飲み、路上・公園での飲酒は絶対にしないでください。

　　・出勤者数の削減のため、在宅勤務（テレワーク）等の推進をお願いします。

　２　クラスター対策の徹底

　　・多数の方が利用する集客施設は、入場整理等により密を避けてください。

　　・職場クラスターが増えています。従業員の感染対策の徹底をお願いします。

　　・部活動やサークル活動などの際には、熱中症に注意し、会話の際のマスクの着用など感染対策を徹底してください。

３　ワクチンの積極的な接種

　　・ワクチン接種は発症を予防します。副反応等に対する誤った情報には惑わされず、正確な情報のもと、特に若い方の積極的な接種への参加をお願いします。

　前回もお話したとおり、ワクチン接種を終えていない１０代から５０代の世代で感染が急拡大しています。また、感染経路については、島外の感染拡大地域での知人や友人との会食によるものが顕著となっています。

　どうか自分自身、家族、そして大切な人の命を守るため、自覚をもって責任ある行動をとっていただきますようお願いいたします。

※感染者数などの数値は8月19日時点で兵庫県が発表したデータに基づいています。