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地域資源である再生可能エネルギーから生まれた恩恵を地域に還元し、
その発展に活用するという基本姿勢を示す「洲本市地域再生可能エネルギー活用推進条例」を、平成25年6月に制定。
市、市民、事業者の役割を明らかにし、地域の多様な主体が連携して再生可能エネルギーの活用を推進することで、
地域社会の持続的な発展や市民生活の安定に寄与することを定めました。
「エネルギーの持続」「農と食の持続」「暮らしの持続」により淡路島を“生命つながる「持続する環境の島」”にすることを目標に掲げる
「あわじ環境未来島構想」を、兵庫県、洲本市、淡路市、南あわじ市が共同で策定しました。
構想の一部事業は、平成23年12月に国の地域活性化総合特区の指定を受けており、
洲本市では特に「エネルギーと暮らしの自立」「超高齢化に対応した基盤整備」を重点テーマとして各種事業に取り組んでいます。
>>詳細はあわじ環境未来島HPへ<外部リンク>
大学生と大学教員が地域の現場に入り、地域の住民やNPO等とともに、地域の課題解決又は地域づくりに継続的に取り組み、地域の活性化及び地域の人材育成に取り組む活動です。
淡路島の豊かな自然と生活文化、農漁業と食、再生可能エネルギー等を活用した新たな事業モデルの構築と、それを有機的に連携させたツーリズムにより、地域産業の創出・強靭化と、観光を通じた地域活性化を図るとともに、「あわじ環境未来島特区」の実現に寄与することを目的に取り組んでいます。
再エネを活用した地域産業活性化と担い手の確保
有機農業やバイオ燃料活用などによる低炭素型農業の確立
電動漁船や海洋エネルギー活用による低炭素漁村の確立
平成25年8月から1ケ月にわたり、龍谷大学政策学部と九州大学大学院学生(77名)、教員とスタッフらが洲本市でフィールドワーク合宿を実施。
また、平成25年11月、7月、平成26年3月には、合宿成果の1つであるフリー&グリーンツーリズム企画を学生参加のモニターツアーの形で実施しました。 洲本市のNPOや行政等と【洲本市域学連携推進協議会】を結成し、一体となって取り組みました。
太陽光や風力などの自然エネルギーは地域のものであり、それらを活用して発電事業を行う場合は、
その地域に配慮した形で行おうという理念のもと、
洲本市では、平成25年1月にシンポジウム「淡路島でエネルギーをつくるルールづくり」を開催。
のちの「洲本市地域再生可能エネルギー活用推進条例」につながりました。
また、洲本市地域再生可能エネルギー活用推進条例に掲げる理念を淡路島で体現していくため、
地域貢献や住民参加を組み込んだ再生可能エネルギー事業の先進事例について学ぶとともに、
それらを地域で実現させるためのアイデアや課題について参加者全員で自由に意見交換を行うワークショップを平成26年1月に開催。
市民参加・地域貢献型による、農業用ため池水面等の未利用地を活用した再エネ事業実現等について議論しました。
今後、この「地域のエネルギーは地域のもの」という理念を淡路島で体現していくため、
事業者や住民が互いにしっかりと結びつきあいながら、再生可能エネルギー事業に取り組んでいます。